岡崎市のこんにゃく製造販売の「味工房うめきん」は、100年企業を目指し、美味しい蒟蒻とともに環境貢献型商品として、消費者の皆さんに環境を守ることの大切さをPRします。
こんにゃくは、低カロリーで食物繊維たっぷりのダイエット食品。日本食ブームの中で、世界中が注目するヘルシー食材です。毎日の食卓から、お子さんのおやつとしても楽しめる、健康的でお手頃価格の伝統食品です。一緒にこんにゃくのことを調べてみましょう。
おでんに入っている「角こんにゃく」や鍋物に使う「糸こんにゃく」は、どちらもこんにゃく芋から作られています。
こんにゃくの生芋をすりつぶしたものや、こんにゃく芋を製粉したものを水に溶かして、水酸化カルシュウムを加えて固めたものがこんにゃくです。
生芋から作るこんにゃくは、その皮などが入って黒っぽくなります。
江戸時代に東日本では、長期保存に適するようにこんにゃく芋を製粉化するようになります。こんにゃく粉から作るこんにゃくの色は白色となります。
それまで、西日本では芋から作った黒っぽい蒟蒻が好まれていたことから、海藻の「アラメ」「ヒジキ」「カジメ」の粉末で色をつけて芋こんにゃくに似せたのがはじまりです。 そこで、以来現在でも西日本は黒、東日本は白いこんにゃくが中心になっています。
糸こんにゃくは、蒟蒻と同じように凝固剤である水酸化カルシュウムを加えた後に、穴のあいたシャワーのような出口から、お湯の中へ細く突き出して固めたものが糸こんにゃくです。
蒟蒻の匂いがどうしても苦手な人がいます。アク抜きには、ゆでる、空いりする、塩もみをする等があります。一番においが抜ける組み合わせとして、「切る→塩もみ→水洗い→茹でる→ざるで湯気を出し切る」という方法が効果的です。糸こんにゃくの場合は、よく洗い沸騰したお湯で3分間茹でるだけで大丈夫です。しっかりとアク抜きして、においをとった下処理済みのこんにゃくは、あらゆる料理に活躍します。